会社設立と健康保険・厚生年金保険

会社は厚生年金に強制的に加入しなければなりませんが、これは強制的とは言え、それほど強制的ではないようで、加入しない会社もかなり多いようです。
これは厚生年金の保険料が高いからですが、無理にすぐに加入しなくても構わないようですが、加入が原則義務であることは覚えておきましょう。
また、健康保険も国民健康保険ではなくなります。
健康保険と厚生年金保険に関する詳しいことは管轄の年金事務所で詳細についての説明を受けるようにしてください。
その時に必要な書類は、健康保険・厚生年金保険 新規適用届と健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届書ですが、これらの書類は日本年金機構のインターネットサイトから入手することができます。
真面目にこれらの書類を提出して、担当者との話し合いがありますが、後日年金事務所から請求書が送られてくる仕組みになっています。
なお、健康保険と厚生年金保険は日常生活で必要になりますし、将来年金を受給する際に必要になりますから、できればきちんとした手続きを踏むことが望ましいことは申すまでもありません。
ただし、会社の代表取締役になっても、会社の社員数が少ない場合は国民健康保険が使えますから、このあたりについてはやや曖昧な解釈が存在するようです。
また、経営者のための失業保険のようなものもありますから、保険はお金に余裕があれば加入するほうが将来のためのセーフティネットになるようです。