会社は自宅でも設立できます

会社を設立するとなると、とかく最初に頭に浮かぶのは事務所ではないでしょうか。場合によっては、会社設立の手続きと並行して事務所探しをすることもありますが、一人で会社を設立する時には無理をしないで、自宅もしくは自室のレイアウトを考えて、そこを事務所優先に模様替えする程度で構いません。
すなわち、自宅を事務所にするのですが、そのための最低限の什器備品を備えておけば何とかなるものです。
ただし、これではクライアントなどお客様をご案内することができませんから、そのような時のために自宅の近くなどの喫茶店などを接客の場所として確保するようにしましょう。
なお、自宅が会社だということがクライアントには分からないような業種でしたら、特に急いで事務所を構える必要はないでしょう。
ただし、クライアントを招くような業種の場合は、自宅を事務所がわりに使うことができませんから、事務所を構えることになるでしょう。
最低限の設備でコピー機をと考えたりもしますが、近くにコンビニがあればコンビニに備えてあるコピー機で間に合いますから、できるだけ什器備品にはお金をかけないようにするのが良いでしょう。ただし、パソコン、スキャナー、ファックス、電卓などは必要になります。
なお、自宅を事務所にするのは考えようでは24時間営業が可能なのですから、通勤代と通勤時間がかからないというメリットもあります。
クライアントに迷惑がかからなければ仕事に支障はありませんから、一人で会社を設立する場合自宅を本店所在地にするのは、半ば常識と割り切りましょう。