株式会社は一人で設立できます

株式会社を設立しようと思い立った場合、以前は何人かの発起人の承諾と印鑑を集めなければなりませんでしたが、今ではその必要はなくなりました。つまり、発起人が1名でも株式会社が設立できるのです。
これは有難いことで、これで株式会社設立はずいぶん楽になったといえます。発起人決定書があればOKなのですが、この雛型はインターネット上にいくらでもありますから、それを使うことができます。
また、付随しての情報ですが、株式会社に必要な定款などもサンプルがインターネットにありますから、それを使い、内容を一部変更するだけで間に合うでしょう。
あとは印鑑類の用意がありますが、これは街のはんこ屋さんでも構いませんし、インターネットで注文もできますから、それほど面倒なことではありません。
なお、会社設立では定款という書類に最寄りの公証役場の認証をもらわなければなりませんが、公証役場の公証人によっては、これでは認められないと言われるかも知れません。そのような時には別の公証役場へ行けば意外とあっさり許可をしてくれたりもします。
あとは法務局の認証や法人の銀行口座開設などですが、法務局の認証は今ではインターネットでの電子認証が便利で、費用も安くなります。
もちろん最終的には所轄の税務署へも書類を提出しなければなりませんが、最近の税務署は親切ですから書類の不備なども修正してもらえるでしょう。