まず会社の種類を知りましょう

個人事業で収入が増えてきたりすると、そろそろ会社を設立しようかという気になるものです。また、そうではなく、サラリーマン生活から独立していわゆる起業を志す人もいます。
さらに、OLや特別な資格を持った女性が最近では自分の可能性を生かそうと会社を設立する動きが活発なようです。
ただし、一言で会社と言っても会社には何種類かの形態がありますから、まずは会社の種類を知って、そのうちでどのような会社を設立すれば自分に都合が良いかをかんがえましょう。
会社の種類では一般的で、一番多いのが株式会社であることはご存知かと思います。
はて?有限会社というのもあるのではないかと思う方がいるとおもいますが、今では有限会社はありません。
さて、株式会社は出資者が1名以上で設立することができ、出資者はすなわち株主です。
次に合同会社(LLC)がありますが、これは以前の有限会社のような形態で、1名以上で設立することができ、出資者は社員ということになります。また、合名会社は出資者が2名以上必要になり、身分は社員です。もうひとつ合資会社がありますが設立には2名以上が必要になり、身分は無限責任社員ということになります。
このように会社には4種類の形態がありますが、世間体が良くて設立が容易なのは株式会社で、法改正により、今では発起人・出資者が1名でもできるという点と、資本金が最低限1円からという魅力があります。
したがって、会社設立についての情報や解説なども株式会社が中心になるのが一般的だと言えます。